2018年戌年
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが
朝日新聞Digitalから引用—————————
2018年のえと「戌(いぬ)年」生まれの人は1月1日時点で976万人で、総人口(1億2660万人)の7・7%を占めるとの推計を総務省が発表した。戌(いぬ)年生まれは終戦直後で出生数が比較的少なかった1946年生まれを含むため、十二支の中で最も少ないという。
男性が475万人、女性は502万人。年代別では、18年に48歳になる70年生まれが189万人で最も多く、12歳になる06年生まれ(108万人)の1・7倍。84歳は96万人、96歳は14万人だった。
新年を20歳で迎える新成人は前年とほぼ同じ123万人。第2次ベビーブーム(71~74年生まれ)世代が成人した頃から減少傾向だったが、10年以降は120万人台で推移。だが、今後は再び減少傾向となり、国立社会保障・人口問題研究所によると、25年には110万人を割る見通しだ。
今年は、11番目の干支である戌年です。昨年が酉年で、「商売繁盛」や取り→採りと収穫を意味があり比較的良い意味の年でしたが、戌はその後になりますので収穫後の年になります。
アフターフォローや地盤を固める年だそうです。
上記の朝日新聞の記事の引用で気になったのは、2018年の48歳が189万にもいるのに、2025年の成人の予定人数は110万人だというところです。
189万人→110万人ということは、42%も減少しているのです!!
ショックですね。
20歳を対象とした商売は、1990年に比べて2025年は、60%のマーケットしかないという事です。
成人式の貸衣装や美容院のセットなどの直接的売り上げは、そのまま直結するでしょう。更に人口が都市へ流動していることを考えると、地方の小都市の売り上げ減は更に進むことが予想されます。
そして、この現象は20歳マーケットだけの話ではなく、世代人口の減少に伴い、すべての商売に影響を及ぼすことは自明です。
上記の記事にもでている国立社会保障・人口問題研究所に、過去から未来の人口ピラミッドの推移予想が掲載されています。
これを見ると背筋が寒くなります。
これを見ると、昨今の政府が少子化問題を取り上げているのが、今更という感じがします。
少子化対策だけでなく、即効的な人口減少対策を打つ必要があるのではないでしょうか。