従業員満足

先日、社員第一主義を貫いて会社を成長させている天彦産業の樋口社長の話を読みました。

樋口氏曰く「我が社は“社員第一主義”を掲げております。あえて顧客第一主義としないのは、お客様と接するのは社員だからです。企業活動からやり甲斐や生き甲斐を感じていなくて、本物のサービスなど出来る筈がありません。本来の愛社精神あってこそ本物の“顧客第一主義”を成し遂げられると思うからです。」

社員満足が高いから、顧客へ対してのサービスレベルが高くなり、そして売上・利益につながるという流れです。

また、私が尊敬する武蔵野の小山社長が、執筆された本のあとがきに、武蔵野の新入社員の入社3か月後アンケートを過去に遡って分析された結果、現状の新入社員の働き方の変化に気づかれてこう仰っています。

「従来、経営者は、社員に対してはやりがいと、本人の資質・能力にふさわしい待遇を用意しておけば問題がなかった。ところがこれからは、社員の私生活にあっては余暇を満喫させ、仕事にあっては楽しさを感じさせるよう対策しなくてはいけない。そうでないと彼らは辞めてしまいまう。」

現状、売り手市場になり、従業員が採用できないと嘆かれている中小企業の方も多いかと思います。

また、結構な費用をかけて新卒採用して採用したにも関わらず、1~2年で新卒社員が辞めてしまう会社もよく聞きます。

従業員こそ、最も重要な経営資源だと考えて、働き方、会社の体制を新しい仕組みに変化させないと会社の存続も難しい時代に入ってきています

今の世代人口は、1学年100万人そこそこです。

現状40歳代は200万人いたことを考えると、今後採用難が続くことは、覚悟していかなければなりません。

 

 

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